ソフトバレーボールも通常のバレーボールと同じようにサーブからゲームが開始されます。
普段、通常のバレーボールをしている人がソフトバレーボールでサーブを行うと、通常のバレーボールにはないルールを犯してしまい、反則で失点してしまうことがよくあります。
今回は、初心者や通常のバレーボールに慣れている人が陥りやすいソフトバレーボールにしかないサーブのルールも含め紹介していきます。
ソフトバレー通常のバレーとでのサーブルールの違い
ソフトバレーボールと通常のバレーボールではいくつかサーブで
ルールが異なるものがあります。
それについて紹介します。
ソフトバレーにはネットインサーブはない
通常のバレーボールにおいてテレビで見るプロ選手が力強いジャンプサーブをよくしていますよね。
その時ネットにかかってしまい、相手コートのネット際にポロリと落ち、得点できるというシーンを見たことがあると思います。
この得点の仕方は、ソフトバレーボールにはありません。
ソフトバレーボールでは、サーブ時にネットに触れた瞬間に反則となり、相手の得点になる
通常のバレーボールでは、ネットインサーブがあるので、ネット際へのポロリで得点が狙えるので強気のサーブで攻めることが可能ですが、ソフトバレーボールでは、ネットに触れさせずにサーブを入れるということに気を付けなければなりません。
スポーツなので人それぞれにはなってしまいますが、私は、あえてネットすれすれを狙い、相手選手が取りにくいサーブを打つようにしています。
決まった時には、味方の士気が上がったり、相手選手にダメージを与えることができると考えているためですが、ミスも少なくはないので、ケースバイケースで考えるもの重要です。
サーブを打つタイミング
通常のバレーボールには、審判が開始の笛を吹いてから8秒以内にサーブを打たなければなりません。
しかし、ソフトバレーボールは
「審判が開始の笛を吹いてからすみやかにボールを打たなければならない」
というルール。
通常のバレーボールでは、この笛を吹いた8秒間の間であればいつ打っても構いません。
あえて早めに打ったり、遅めに打ったりと戦略として使う選手もいます。
しかし、ソフトバレーボールでは「すみやかに」ということなので、サーブを打つまでに時間をかけすぎてしまうと遅延という警告などが与えられます。
あくまで試合を滞りなく順調に進めるために「すみやかに」ということなので過度に遅すぎなければ反則に該当することはないです。
ソフトバレーボールの大会では、どの選手も自分のタイミングでサーブを行っていますが、遅延の警告をされているのは見たことがありません。
「遅すぎない」ということを少しだけ意識して、あとはいつも通り自分のタイミングで打てば問題ないです。
ソフトバレーボールと通常のバレーボールで共通なルール
ソフトバレーボールと通常のバレーボールのサーブにおける共通のルールについて紹介します。
サーブの踏切位置
「サーバーは、ボールを打った瞬間、あるいはジャンプサービスをするため踏み切ったとき
コート(エンドラインを含む)やサービスゾーン外のフリーゾーンに触れてはならない」
というルール。
要するに、サーブを打つためのジャンプの踏切りや打つ瞬間にコートの中に入ってはいけないということです。
ラインを踏んでいることもコート入ったことになるので注意が必要です。
サーブができる回数
「サーブは1回とする」というルールです。
当たり前と思う人も多いですよね。
サーブをするために一度上げたボールは必ず打たなければなりません。
「サーブトスが悪かったからやり直そう」とはできません。
それをしてしまうと反則で相手の得点になってしまいます。
上述した2つのルールは通常のバレーボールと共通なので、あまり意識したことはないかもしれませんね。
でも意外と知らないままやってるなんてことも多いので、これを機にルールを知っておくと、友人に教えたり、試合中での反則も理解できるようになりますよ。