ソフトバレーボールに限らず、バレー種目での醍醐味はスパイクを上手く決めることですよね。
テレビで見るプロ選手のような強烈なスパイクを決めたいと誰でも思います。
しかし、ソフトバレーボールでスパイクを打ってみてもなかなか思ったように決まりません。
そこには、テレビで見る通常のバレーボールとソフトバレーボールでの違いがあり同じように打っても上手く決まりません。
そんな違いについてポイントを押さえ、スパイクが上手く決まる打ち方をご紹介します。
ソフトバレーボールでのスパイクの打ち方では、タイミングを意識するべし!
ソフトバレーボールコートはバドミントンと同じで、ネットの高さは2メートル。
通常のバレーボールコートよりも狭く、ネットも低いのでスパイクを打つ瞬間のタイミングが少しでもずれてしまえばボールを上手くミートできずに、ネットに引っかかってしまったりブロックの餌食になったり、アウトになってしまいます。
ソフトバレーボールでは、ネットが低いので強打を狙わずとも自分の打点で上手くボールをミートできれば力を入れなくとも自然と角度のあるスパイクが打てることになります。
何度もスパイクの練習をし、自分の打点や助走のつけ方などを確認し自分のスパイクのタイミングを把握する必要があります。
私は背が低く、打点が低くなりがちなので思いっきりジャンプしてスパイクをしていましたがタイミングが合わずスパイクが決まりませんでした。
タイミングを合わせることを意識するようになってからは打点は少し下がりましたが、タイミングよくボールをミートでき以前よりもキレのあるスパイクが打てるようになりました。
ソフトバレーボールのスパイクの打ち方では、ミートを重視するべし!
ソフトバレーボールのスパイクは通常のバレーボールのスパイクよりも難しいです。
それは、ソフトバレーボールのほうが通常のバレーボールよりも大きいからです。
ボールが大きい分、スパイクのミートがずれてしまいやすいです。
ボールの下半分や横をミートしてしまうと相手のコートに入れることが難しくなってしまいます。
スパイクする腕をトスされたボールの正面に持っていきボールの上半分を叩く
そうすれば、腕を振った方向にボールが一直線に飛んでいきます。
ミートした後に手首をしっかり返すことでボールにドライブ回転を加えることができよりキレのあるスパイクが打つことができます。
スパイクのミートが上手くいったときには、ミート時に「パチンッ」という音がしてそのままコートに「パンッ」と決まり本当に爽快な気分になれます。
ソフトバレーボールのスパイクの打ち方では、スパイクコースを見極める!
スパイクを決めようとしてなるべく高い打点からスパイクを打とうとしますよね。
バレーボールにおいてその考え方は間違っていないのですがソフトバレーボールでは少し違います。
ソフトバレーボールのネットの高さは2メートルのためどのスパイクに対してもネットを超えたブロックが飛んできます。
なので高さを求めて全力でジャンプせずに、ジャンプは程々でスパイクコースの選択が重要になります。
スパイクコースを考えるのはジャンプ中にも行いますがジャンプ中はスパイクにも集中しなければなりません。
コース選択を考えるのは主にジャンプの助走時です。
相手のブロッカーの位置、レシーブの位置を助走時に把握しコースをある程度決めたうえでスパイクに移るというものになります。
コースの打ち分けは最初は本当に難しいですが、敵選手が絶妙にレシーブできないところにスパイクを決めた時は、「してやったり!」という感覚でめちゃくちゃ気持ちいいです。