ソフトバレーボールに限らず、バレーボール種目においてサーブは唯一究極の個人技。
磨けば磨くほど得点に直接影響を及ぼします。
テレビで見るようなジャンプサーブをしてみたいと誰もが思いますよね。
しかし、ソフトバレーボールのサーブでは、通常のバレーボールでよく使われている
ジャンプサーブはあまり使われていません。
コートの狭いソフトバレーボールではジャンプサーブをコート内に入れることが難しいためです。
その代わりにエンドライン付近に立った状態で行うフローターサーブが主流です。
フローターサーブはどちらかというとコートに入れるだけのサーブになってしまいがちで
サービスエースをとるのは難しいです。
しかし、ソフトバレーボールでもジャンプサーブを習得すれば他の人にはない武器になり、サービスエースを量産することも難しくありません。
今回は、ジャンプサーブのやり方の基本について紹介します。
ジャンプサーブのやり方の基本①:サーブトス
ジャンプサーブが決まるかどうかは、サーブトスの精度によって決まると言っても過言ではありません。
サーブトスを上げるにおいて気を付けるポイントが2つあります。
サーブトスを落とす位置
1つ目は、サーブトスを落とす位置です。
ジャンプサーブでは、助走をつけてエンドライン付近で踏切りジャンプしながらコートに入り、サーブをします。
なのでサーブのミートの瞬間には、ボールがコートの中に入っている必要があります。
この位置が非常に重要で、ジャンプの勢いを殺さずボールをミートできる位置じゃないといけません。
ボールが前に行き過ぎると、ジャンプするときに進行方向に出すぎなければなりません。
また、ボールが後ろ過ぎると、踏切位置を後ろに下げたり体を反らしてボールをサーブする必要があります。
どちらにせよ万全の状態でのサーブではなくなるのでジャンプサーブが上手くいかなくなります。
サーブトスを上げる高さ
2つ目はサーブトスを上げる高さです。
ジャンプサーブではサーブトスを上げ、助走をつけて行います。
この時のサーブトスの高さが重要です。
サーブトスが高すぎると、ボールが落ちてくるのを待つことになります。
逆に低すぎると、ボールが地面に落ちないようにジャンプの踏切りを早めることになります。
上述した2つの基本は、人によってそれぞれ異なります。
なので、自分のジャンプと打点を確認し、どの地点でボールをミートするのかそのためにはどの程度の高さのサーブトスを上げるかの確認が個人個人で必要となります。
自分のサーブでのミート場所や、サーブトスを上げる高さが分かれば後は、サーブトスを上げるだけの練習を行うのも効果的です。
サーブトスの再現性が高く、自分の思ったところに上げることができればジャンプサーブの成功確率はグッと上がります
最初は、「バレーボールなんだから、うまく調整してボールをミートすればいいだろ」
と思ってあまりサーブトスを意識せずにやっていました。
ある時サーブトスが上手くいったときには「あっこれ上手く打てる」と思えることが多くなり
実際にキレのあるジャンプサーブが打つことができました。
そこからはジャンプトスの精度をしっかり意識し上手くいくジャンプサーブの回数が増えまし
ジャンプサーブのやり方の基本②助走の取り方
ジャンプサーブは勢いをつけて行うため、助走が必要です。
この助走と上述したサーブトスが上手くかみ合わなければジャンプサーブで上手くミートすることはできません。
助走をとるコツは自分の歩幅で助走距離を確認する方法です。
サーブトスは、毎回全く同じトスを上げることは難しい
助走距離は自分の歩幅を基準にすれば大きく変化するものではありません
エンドラインから歩幅〇歩分下がると決めておけば毎回変わらない助走距離でサーブを行えます。
私自身、最初は特に助走距離を意識せずにジャンプサーブを行っておりなかなか安定しませんでした。
しかし、自分の歩幅を基準に助走距離を決めてからは驚くほどジャンプサーブが安定し、サービスエースをとれるようになりました。